金融投資  |

退職金で資産運用

多くの場合、退職後の収入といえば年金のみのはずです。そこで、いままで一生懸命に働いてきた証でもある退職金。この退職金を資産運用して収入を得ることが大事だということはだれもが痛感していることです。貯蓄は目減りするだけですので、誰も自分がいくつまで生きるか分かりません。パートナーのどちらが先に亡くなるかも分かりません。だからこそ、退職金を資産運用することは大事なのです。資産運用の方法は色々あります。
152173891

◆リスクの少ない金融商品は?

495061915しかしながら不動産を所有するとなると少しハードルが高いと感じる方もいらっしゃるかもしれません。老後の貴重な糧でもある退職金を運用したい場合は、やはりリスクをなるべくとらないスタイルがベストでしょう。それでは一定の収益が見込めてかつリスクがなるべく少ない金融商品となると何があるでしょうか?

株式や債券など資産運用の金融商品は数多くありますが、株式ひとつとっても個別の銘柄は膨大な数で、どれが資産運用に適しているのか迷う点があります。債券も同じことが言えます、5年や10年といった期間から国内で発行された国債や海外のものなど種類も数多くあります。その中から将来収益が確実に出せる金融商品を選び出すことは資産運用が初めての方にとっては難しいものです。

◆初心者向きの投資信託

投資信託はそんな金融商品を組み合わせたもので、株式であれば株式ファンド、債権であれば債券ファンドと呼ばれ選びやすいのが特徴です。個別の銘柄は購入単価も高いものですが、投資信託は少額の資金から運用できます。

それは共同出資にも似ていて、投資目的を同じくするものがファンドを大きく育てようとお金を出し合う仕組みで成り立っています。また、一つの投資信託は複数の商品で成り立っているため、リスク分散にもつながります。

一点買いは運用が上手くいけば成果は大きいのですが、その逆の運用結果になればリスクも一点に集中します。
投資信託はそうしたリスクヘッジに適した資産運用です。毎月定額・少額から積み立てることができ、投資の専門家であるファンドマネージャーが独自のノウハウと専門知識を活かして運用されている点も初心者向きの資産運用と言えます。

◆安定した不動産投資も人気

185439770

資産運用の一つとして注目を浴びているのが不動産投資です。その理由は様々ですが、毎月安定した収入が得られるのが一番のメリットではないでしょうか。そこで一番大切なのが、物件選び。資産価値を決める大きな要素は立地と言われています。マンションやアパートを借りる人は一生その場所に住むわけではなく、駅に近いなどの理由で借りることが多いため、交通の利便性が高い方が資産価値が高くなります。特に東京の山手線内側などは築数年経っても資産価値が下がらない物件も多くあります。

公的年金の支給が65歳に引き上げられます。それに伴い、将来的なリスクを考えると、今の20代~40代が定年を迎える頃には、更に年齢を引き上げられるか、支給金額が少なくなっていることだって十分あるのです。多くの方はそれに備え、資産運用等を考えているようですが、代表的な資産運用方法を比べてみた結果、安定性と収益率を兼ね備えているという点を評価すると不動産投資と言うのがやはり老後の資産運用にはベストだという結果になりそうです。